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脚本雑記

【2024年3月更新】シナリオコンクール一覧|脚本家デビューに一番近い賞は?

「脚本家になる!」と思っているならチャレンジしないわけにはいかないシナリオコンクール。

もし大賞を受賞したら、作品が映像化され、すぐに「脚本家デビュー」にいたる賞もあるため、脚本家になりたいなら挑戦しないと損!といえるでしょう。

すぐに映像化されない賞でも、受賞することで自分の実力を大々的にアピールすることができ、今後の脚本家としての仕事につながる可能性が高まります。

さまざまなシナリオコンクールがあるため、それぞれの特徴を生かしてぜひ脚本家デビューへとつなげていきましょう。

以下では、即脚本家デビューできる賞や、多くの有名脚本家を輩出している賞を紹介します。

脚本家デビューを目指している人はぜひ参考にしてください。

2024年最新シナリオコンクール一覧

脚本家になるためのシナリオコンクールには次のようなものがあります。ここでは主に「テレビドラマの脚本」「ラジオドラマの脚本」「映画の脚本」「舞台の脚本」のコンクールについて紹介しています。

【シナリオコンクール一覧(応募月順)】

ジャンルタイトル締切入賞作・賞金
ラジオ創作ラジオドラマ大賞例年1月大賞:50万円、作品をNHKで制作・放送
佳作:10万円
戯曲国立劇場《歌舞伎脚本募集》例年1月優秀作:100万円
佳作:30万円
奨励賞:10万円
TVフジテレビ ヤングシナリオ大賞例年2月大賞:300万円、作品を映像化
佳作:50万円
TVテレビ朝日新人シナリオ大賞2024年3月1日15時00分大賞:500万円
優秀賞:100万円
受賞作は推敲の上、映像化の可能性
映画恵那峡映画祭・脚本部門例年3月賞金:5万円
戯曲人間座「田畑実 戯曲賞」作品募集2024年3月31日賞金:20万円
ラジオ北のシナリオ大賞2024年5月31日23時59分
(郵送は当日消印有効)
大賞:賞状・副賞10万円、作品を北海道内の放送局で制作・放送予定
TV創作テレビドラマ大賞例年6月大賞:50万円、作品をNHKで制作・放送
佳作:10万円
戯曲近松賞不定期正賞および副賞100万円、作品を上演
戯曲「日本の劇」戯曲賞例年6月正賞:作品の上演、副賞:10万円
落語新作落語台本・脚本募集例年6月最優秀賞:30万円
優秀賞:20万円
佳作:5万円
映画伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞例年6月中編・短編の大賞:5万円
大賞以外の各賞:1万円
大賞のうち映画化が期待される1作品に対し、映画製作補助金150万円を贈呈。
戯曲劇作家協会新人戯曲賞 例年7月1日正賞:時計、副賞:50万円
受賞時にリーディング上映
ラジオBKラジオドラマ脚本賞例年7月末最優秀賞:50万円、作品を「FMシアター」で全国放送
佳作:10万円
戯曲 NLTコメディ新人戯曲賞2024年8月31日正賞:30万円、作品を上演
佳作:5万円
ラジオ「防災ラジオドラマ」シナリオコンテスト例年8月月初最優秀賞:賞状・ 10 万円
優秀賞:賞状・5万円
徳島賞:賞状・3万円
入賞作品は、ラジオドラマ化の上、エフエム徳島で放送
映画函館イルミナシオン映画祭シナリオ大賞例年8月月初グランプリ:100万円
準グランプリ:10万円
映画城戸賞例年8月中旬入選者:賞状・記念品・副賞50万円
TV・映画第43回シナリオ S1 グランプリ2024年2月19日
(例年2月・8月中)
グランプリ:賞状と30万円
戯曲シナリオ・センター 舞台脚本 コンクール例年8月下旬グランプリ:賞状・5万円、作品を劇団青年座により舞台化・映像化
準グランプリ:賞状・1万円
佳作:図書カード3000円
ラジオ南のシナリオ大賞例年8月月末大賞:賞状・副賞5万円
優秀賞:賞状
戯曲北海道戯曲賞例年9月月初大賞:50万円、戯曲賞受賞記念公演として2024年度以降札幌市内で上演予定
優秀賞:10万円
映画新人シナリオコンクール例年9月末大賞:賞状・100万円
大伴昌司賞:賞状・100万円
TVTBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2023(終了)
2023年9月30日
大賞:300万円
優秀賞:100万円
佳作:50万円
受賞者の中から1名以上は、受賞作品またはTBSの映像作品での脚本家デビュー
落語岩井コスモ証券presents上方落語台本大賞例年9月大賞:10万円
優秀賞:5万円
佳作:3万円
映画沖縄NICE映画祭シナリオコンテスト(終了)
2023年9月30日
大賞:10万円
優秀賞:合わせて副賞(調整中)
TV日テレシナリオライターコンテスト(終了)
2023年7月21日~10月31日
大賞:300万円
佳作:50万円
大賞は、実写ドラマや劇場用映画、その他の映像化を検討
TV橋田賞新人脚本賞(終了)
短編:2023年10月15日
1時間:2023年10月31日
短編作品:入選作 20万円
1時間作品:入選作 100万円/佳作 20万円
Tverなどで配信予定
漫画タテ読みカラー漫画シナリオコンテスト2022年は10月中受付最優秀賞:40万円、TapNovelで公式作品化し、さらにタテ読みカラー漫画化
佳作:5万円、タテ読みカラー漫画化を検討
アイデア賞:1万円
話題賞:1万円
映画さぬき映画祭「シナリオコンクール」例年10月大賞(1点):10万円
優秀賞(数点):2万円
大賞受賞作品には、映画制作(別途100万円を上限とする制作補助あり)および上映機会を優先的に提供予定
戯曲かながわ短編演劇アワード2023年は10月末大賞:20万円
戯曲令和5年度山形市児童劇団上演脚本募集例年11月入選(1編):賞状、副賞金2万円
佳作(2編):賞状、副賞金1万円
入選、佳作の中から山形市児童劇団定期公演で上演
映画講談社シネマクリエイターズラボ(終了)
2023年8月1日14時00分~11月30日23時59分
最優秀企画:映像の製作資金として1,000万円
※応募の際には、公式ホームページの募集要項をよく確認のうえ、応募するようにしてください。

「テレビドラマの脚本」や「ラジオドラマの脚本」のコンクールの場合は、1時間程度(正味45分~55分)で上映できるシナリオの募集がほとんどです。一方「映画の脚本」や「舞台の脚本(戯曲)」のコンクールの場合は、多くが90分~120分で上映できるシナリオの募集となっています。

コンクールでは、「400字詰め原稿用紙1枚」を「上映1分」と換算するため、応募原稿は、テレビドラマ・ラジオドラマの脚本は400字×45枚~60枚程度、映画脚本・舞台脚本は400字×90枚~120枚となります。

応募枚数より多く書いたり締め切りに間に合わなかったりすると、審査対象から外されてしまうため、募集要項をよく確認したうえで、応募するようにしましょう。

絶対に応募すべき!「脚本家デビューに直結するシナリオコンクール」

上で紹介したコンクールのうち、特に、脚本家デビューに直結するシナリオコンクールを解説します。

受賞後はテレビドラマの脚本家として即デビュー!

下記コンクールでは、大賞を受賞すれば作品がテレビドラマ化されるため、受賞者は即脚本家としてデビューすることとなります。

【受賞後、作品がテレビドラマ化されるコンクール】

タイトル締切入賞作・賞金
フジテレビ ヤングシナリオ大賞例年2月大賞:300万円、作品を映像化
佳作:50万円
テレビ朝日新人シナリオ大賞2024年3月1日15時00分大賞:500万円
優秀賞:100万円
受賞作は推敲の上、映像化の可能性
創作テレビドラマ大賞例年6月大賞:50万円、作品をNHKで制作・放送
佳作:10万円
TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2023(終了)
2023年9月30日
大賞:300万円
優秀賞:100万円
佳作:50万円
受賞者の中から1名以上は、受賞作品またはTBSの映像作品での脚本家デビュー
日テレシナリオライターコンテスト(終了)
2023年7月21日~10月31日
大賞:300万円
佳作:50万円
大賞は、実写ドラマや劇場用映画、その他の映像化を検討

上記コンクールには下記のようなうれしい特徴があります。

賞金の額が大きい

大賞を取れば実際にテレビ局で制作され、放送される

最終選考に残れば、テレビドラマの企画会議や勉強会に参加する機会が与えられることもあり、デビューのチャンスにつなげやすい

コンクールでは、賞金の額の大きさが魅力であることは言うまでもありません。フジテレビやテレビ朝日などは賞金500万円と破格です。

それだけでなく、これらのコンクールでは、大賞作品がテレビ局において実際に制作され放送されるというのも大きな魅力です。(ただし、テレビ朝日の場合は、大賞受賞あるいは優秀賞受賞作品についてプロデューサーと推敲のうえ、映像化が判断されます)

また、これらのコンクールの利点はほかにもあります。コンクールの入賞者・あるいは最終選考に残った人は、後日テレビドラマの企画開発のための勉強会に参加する機会が与えられることもあり、そこから実際にテレビドラマの脚本を書く仕事につながることもあります。

特に2023年から復活したTBSと日本テレビのコンクールは、受賞後、「ライターズルーム」という脚本家たちが共同で企画開発や執筆する場に参加できることが確約されています。

ハリウッド映画やネットフリックスなど、海外では脚本家がチームで作品を作り上げるのが一般的で、今回のTBSや日本テレビのライターズルームは、そのスタイルでクリエイターを育成しようとしているようです。これからの映画やドラマの世界で活躍したい人には最適なコンクールといえるでしょう。

なんといってもテレビ局のコンクールは、その局のプロデューサーと直に縁ができるため、自分を積極的に売り込むことができます。受賞後、脚本家としての仕事につなげやすい環境ができるため、積極的にチャレンジしましょう。

受賞後はラジオドラマの脚本家として即デビュー!

受賞後、ラジオドラマの脚本家としてデビューできるのは次のコンクールです。

【受賞後、作品がラジオドラマ化されるコンクール】

タイトル締切入賞作・賞金
創作ラジオドラマ大賞例年1月大賞:50万円、作品をNHKで制作・放送
佳作:10万円
北のシナリオ大賞例年5月大賞:賞状・副賞10万円、作品を北海道の放送局で制作・放送
BKラジオドラマ脚本賞例年7月最優秀賞:50万円、作品を「FMシアター」で全国放送
佳作:10万円
「防災ラジオドラマ」シナリオコンテスト例年8月最優秀賞:賞状・ 10 万円
優秀賞:賞状・5万円
徳島賞:賞状・3万円
入賞作品は、ラジオドラマ化の上、エフエム徳島で放送
南のシナリオ大賞例年8月大賞:賞状・副賞5万円
優秀賞:賞状

上記コンクールでは、入賞作品がラジオドラマとして制作され、実際に放送されます。受賞により現場のプロデューサーなど制作者と縁ができると、その後も作品をアピールしやすくなり、次の仕事につなげやすいと言えます。

ちなみに、後でも触れますが、「創作ラジオドラマ大賞」では、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を書いた山本むつみさんや、小説「告白」などベストセラー作家の湊かなえさんなど数々の実力派の作家が大賞を受賞しています。

受賞後はTverで脚本家として即デビュー!

日本を代表する脚本家の故・橋田寿賀子さんが理事を務めていた「橋田文化財団」による「橋田賞新人脚本賞」が2023年から様変わりし、受賞作品がTverなど映像化される方針になりました。

【受賞後、作品がTverなどで映像化されるコンクール】

タイトル締切入賞作・賞金
「橋田賞新人脚本賞」短編作品:2023年10月15日
1時間作品:2023年10月31日
短編作品:入選作 20万円
1時間作品:入選作 100万円/佳作 20万円
Tverなどで配信予定

さらに「短編作品」と「1時間作品」と2部門での募集となりました。短編作品は、15分程度の作品を想定しており「家族」をテーマに描くとの指定があります。短編作品を含め制作された作品はTverなどで配信される予定です。

次回以降はどのような形で実施されるかは未発表ですが、橋田賞の授賞式には多くの業界関係者が出席するため、人脈を広げるチャンスとなるでしょう。

受賞後は舞台脚本家として即デビュー!

受賞後、作品が上演され舞台脚本家デビューがかなうコンクールも多くあります。

【受賞後、作品が舞台で上演されるコンクール】

タイトル締切入賞作・賞金
国立劇場《歌舞伎脚本募集》例年1月優秀作:100万円
佳作:30万円
奨励賞:10万円
近松賞不定期正賞および副賞100万円、作品を上演
「日本の劇」戯曲賞例年6月末正賞:作品の上演、副賞:10万円
新作落語台本・脚本募集例年6月末最優秀賞:30万円
優秀賞:20万円
佳作:5万円
劇作家協会新人戯曲賞 例年7月1日正賞:時計、副賞:50万円
受賞時にリーディング上演
NLTコメディ新人戯曲賞例年7月末正賞:30万円、作品を上演
佳作:5万円
シナリオ・センター 舞台脚本 コンクール例年8月中~下旬グランプリ:賞状・5万円、作品を劇団青年座により舞台化・映像化
準グランプリ:賞状・1万円
佳作:図書カード3000円
山形市児童劇団上演脚本募集(終了)
2023年11月30日
入選(1編):賞状、副賞金2万円
佳作(2編):賞状、副賞金1万円
入選、佳作の中から山形市児童劇団定期公演で上演

リーディング上演となるものもありますが、戯曲のコンクールでは受賞するとほとんどの場合において舞台作品として上演してもらうことができます。

有名脚本家を輩出しているシナリオコンクールは?

誰もが知る有名脚本家を輩出しているコンクールには次のようなものがあります。有名作家を輩出しているとそれだけ仕事のチャンスにつなげやすいコンクールともいえるため、チェックしてみましょう。

「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身の脚本家は?

「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身の脚本家には下記のような方々がいます。

(フジテレビヤングシナリオ大賞出身の人気脚本家はとても多くいるため、下記の方々がすべてではありません。作品の知名度が高い方を優先して掲載しています。何卒ご了承ください……)

受賞回「フジテレビヤングシナリオ大賞」出身の脚本家(代表作)
第1回(1987年)大賞受賞坂元裕二:「東京ラブストーリー」(1991)、「Mother」(2010)、「それでも、生きてゆく」(2011)、「最高の離婚」(2013)、「カルテット」(2017)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021)
第2回(1988年)大賞受賞野島伸司:「101回目のプロポーズ」(1991)、「高校教師」(1993)、「ひとつ屋根の下」(1993)、「OUR HOUSE」(2016)
第5回(1992年)大賞受賞尾崎将也:「アットホーム・ダッド」(2004)、「結婚できない男」(2006)、「梅ちゃん先生」(2012)、「赤ひげ」(2017)
第6回(1993年)佳作受賞橋部敦子:「僕の生きる道」(2003)、「ファイト」(2005)、「フリーター、家を買う。」(2010)
第11回(1999年)佳作受賞いずみ吉紘:「バスストップ」(2000)、「ムコ殿」(2001)、「ROOKIES」(2008)、「仰げば尊し」(2016年)
第16回(2004年)大賞受賞安達奈緒子:「大切なことはすべて君が教えてくれた」(2011)、「リッチマン、プアウーマン」(2012)、「透明なゆりかご」(2018年)、「きのう何食べた?」(2019)、「おかえりモネ」(2021)
第22回(2010年)大賞受賞野木亜紀子:「ラッキーセブン」(2012)、「重版出来!」(2016)、「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)、「アンナチュラル」(2018)、「MIU404」(2020)
第25期(2013年)
大賞・佳作受賞
小山正太:「ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜」(2014)、「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(2018年)
第33回(2021年)
大賞受賞
生方美久:「silent」(2022)

フジテレビヤングシナリオ大賞の第一回受賞者は「「大豆田とわ子と三人の元夫」でも話題の坂元裕二氏です。当時19歳で受賞した後、現在まで第一線の人気脚本家として活躍しています。

フジテレビヤングシナリオ大賞の出身者には多くの有名脚本家がいます。上記以外でも、現在放送中のドラマで多くの受賞若手脚本家が活躍しています。

「テレビ朝日新人シナリオ大賞」出身の脚本家は?

「テレビ朝日新人シナリオ大賞」出身の脚本家には下記のような方々がいます。

(テレビ朝日新人シナリオ大賞」出身で現在活躍中の脚本家については下記の方々がすべてではありません。作品の知名度が高い方を優先して掲載しています。何卒ご了承ください……)

受賞回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」出身の脚本家(代表作)
第2回(2002年)大賞受賞古沢良太:「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005年)、「キサラギ」(2007年)、「ゴンゾウ 伝説の刑事」(2008年)、「鈴木先生」(2011年)、「リーガル・ハイ」(2012年)、「コンフィデンスマンJP」(2018年)
第8回(2008年)優秀賞受賞小峯裕之:「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(2021年)、「ドクターホワイト」(2022年)

「テレビ朝日新人シナリオ大賞」出身の脚本家で特に有名な作家として、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」で大人気の古沢良太さんがいます。ほかにも現在活躍中の若手作家を多く輩出しています。

「NHK創作テレビドラマ大賞」出身の脚本家は?

「NHK創作テレビドラマ大賞」出身の脚本家には下記のような方々がいます。

(「NHK創作テレビドラマ大賞」の出身で現在活躍中の脚本家についても多いため、作品の知名度が高い方を優先して掲載しています。何卒ご了承ください……)

受賞回「NHK創作テレビドラマ大賞」出身の脚本家(代表作)
第23回(1998年)育成奨励賞受賞吉田智子:「美女か野獣」(2003年)、「わろてんか」(2017年)
第38回(2013年)最優秀賞受賞足立紳:「百円の恋」(2015年)、「佐知とマユ」(2015年)

NHK創作テレビドラマ大賞は、古くから大御所作家を多く輩出しており、最近では、「百円の恋」の足立紳さんなどが注目を集めています。

「NHK創作ラジオドラマ大賞」出身の脚本家は?

「NHK創作ラジオドラマ大賞」出身の脚本家には下記のような方々がいます。

(「NHK創作ラジオドラマ大賞」の出身で現在活躍中の脚本家についても多いため、作品の知名度が高い方を優先して掲載しています。何卒ご了承ください……)

受賞回「NHK創作ラジオドラマ大賞」出身の脚本家(代表作)
第31回(2002年)最優秀賞受賞山本むつみ:「ゲゲゲの女房」(2010年)、「八重の桜」(2013年)
第34回(2005年)最優秀賞受賞金戸美苗(湊かなえ):小説「告白」(2008年)、小説「Nのために」(2010年)、小説「夜行観覧車」(2010年)、小説・脚本「高校入試」

NHKテレビの方で「ゲゲゲの女房」をはじめとした多くのドラマを手掛けている山本むつみさんも、脚本家デビューはラジオドラマでのデビューが先だったようです。

また、あのベストセラー作家の湊かなえさんも、小説家デビューの前に「創作ラジオドラマ大賞」の最優秀賞を受賞されています。

コンクール受賞にむけてやるべきこと

脚本家になりたい場合には、コンクールをぜひ活用するようにしましょう。

とはいえ、コンクールで大賞を受賞するのは至難の業です。少しでも大賞を取る確率をあげるために例えば下記の点に注意するとよいでしょう。

なお、ドラマの書き方を改めて復習、確認したい場合は「【簡単】ドラマ脚本の書き方|回想・カットバック・モノローグの書き方は?」や「3分で読破!「脚本・シナリオの書き方」(内容・創作編)」なども確認してみてくださいね。

募集要項に記載の事項は厳守する

当たり前なのに意外と守られていないのが「募集要項」に書かれている締め切りや、枚数(字数・フォーマット)を守ることです。応募要件を守らないと、審査以前に落とされてしまうので気を付けましょう。

人気の高いコンクールほど、とにかく数多くの作品をふるい落とさなければならないため、欠点があれば容赦なく落とされます。せっかく書いた作品がもったいないので、無理に急いで応募するのでなく、募集要項の記載事項をしっかり確認して応募するようにしましょう。

応募前に添削を受けるor第三者に読んでもらう

応募前に作品の添削を受けたり、第三者に読んで感想をもらったりすることをおすすめします。

応募前に友人や家族などの第三者に読んでもらったり、添削を受けたりすることはとても役に立ちます。プロの脚本家でも、初稿がそのまま受け入れられるわけではありません。第三者が見れば簡単に分かる欠陥も、自分では分からないことがよくあります。

全ての批判や意見を受けいれる必要はありませんが、言いたいことが誤解されて伝わってしまう点や、明らかな欠陥(つじつまがあってないなど)は、審査員も同じ思いをいだくことが多いので審査に先立って解消しておくようにしましょう。

「下読みをする審査員は書き手の隠れた才能を見出してくれる」わけではありません。審査員を過信しすぎることなく、自分の描いている作品が第三者にきちんと伝わるかどうか確認してから応募することをおすすめします。

「応募したいけど書けない!」場合はスクールに通う

「応募したいけど1時間ドラマなんて書けない!」という場合は、シナリオのスクールに通うことをおすすめします。「書けない!」という場合でも技術を学べば、脚本というのはなんとか書けてしまうものです。

私自身、「いつか書きたいけど書けない」という状態が長らく続いたのを脚本の技術を学ぶことで解消しました。ここで「書けない!」という人は独学だとかなり厳しいと思われるため、スクールに通うことをおすすめします。

【おすすめスクールの例】
シナリオセンター
本科や研修科コースの講義では、毎回10分ドラマのシナリオ(200字×20枚)を作成する宿題がでます。10分ドラマはいわばドラマのデッサンです。10分ドラマに書きなれてくると、50分ドラマも自然と書けるようになってきます。
日本脚本家連盟スクール
講義はゼミ形式です。セミの担当講師の方針にもよりますが、ドラマの脚本コースでは多くの場合1時間ドラマの習作に取り掛かります。ゼミが終わるころには1本書き終わるように授業が進められるコースがあるため、事前にコース内容を書くにしてゼミを選ぶようにしましょう。

スクールに通うにはお金や時間はかかるものの、切磋琢磨する仲間を得たり、今後もメンターとなってくれる講師との出会ったりとメリットも多くあります。ぜひスクールの活用をおすすめします。

まとめ

脚本家になるために役立つシナリオコンクールを紹介しました。

脚本家になるうえではシナリオコンクールは多くのメリットがあり、とても役に立つため、ぜひ応募するようにしましょう!

応募する際には、募集要項に気を付けるなど少しでも大賞を取れる確率をあげていくことが大切です。

-脚本雑記